漢方医学では、症状の根本原因を探るモノサシとして、「証」という考え方があります。
「望診」「聞診」「問診」「切診」(※下記参照)の4つの診断方法を四診と言いますが、これをもとに「証」を明らかにします。ただ、中医師の診断には個人差が生じるため、均一で精度の高い診断が必要であると考え、中医体質九分類が生まれました。
王琦北京中医薬大学終身教授が体質理論をもとに確立し、中国政府で公式に認められた体質判定システムです。
あんしん漢方の体質判定は、この中医体質九分類を採用しています。
中国全土300か所以上の病院で採用され、中国の老中医(名医)の診断精度の80%以上の結果が、日本の大学でも実証されております。
中医体質九分類は体質を9つに分類していますが、ほとんどの人は9つの体質を併せ持っています。悪い体質に傾いたら「病気」へと進むことになります。そうならないように体質の弱点を早めに見つけ出し、体質を改善して「良い体質」を作っていこうという考え方です。
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「望診」:視診のことであり、患者全体を観察し、肉付き、骨格、顔色、皮膚の艶、舌の状態などを診る。とくに舌を観察することを舌診(ぜっしん)といい、重視します。
「聞診」:聴覚、嗅覚により音声、咳嗽音、呼吸音、口臭、体臭、尿・便臭などを診る。
「問診」:患者や家族などから病歴、主訴、家族歴などを聴取する。
「切診」:医師が直接患者の身体に手を触れて診察することであり、脈診と腹診がある。